実際の記載されている容量より少ない!?モバイルバッテリーでスマホが何回充電可能なのか計算してみた
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最近、モバイルバッテリーを購入したのですが、実際何回分充電可能なのか曖昧で気になっていたので、詳しく計算してみました。
【チャージパッドがあれば置くだけで充電が完了しちゃうモバイル充電器】
「予備知識」モバイルバッテリーに記載されている(ミリアンペアアワー)(例:5,800mAhなど)を、まるまる充電に使うことはできない
モバイルバッテリー内部には、3.6V(ボルト)の電圧を持つリチウムイオン電池が入っていますが、スマホを充電するときのUSBポートから出てくる電気の電圧は5Vという決まりがあります。
リチウムイオン電池の電圧=3.6V を 5Vに「昇圧」しないといけません。それによって、エネルギーを使うので、ミリアンペアアワー(例:5,800mAh)の電気をまるまるスマホへ充電することはできないようになっています。
一般的には、モバイルバッテリーの電池容量のおよそ60%の値が、実際にスマホへ充電できる容量の目安となります。
例:上記のPanasonicのモバイルバッテリーの場合
5,800 × 0.6 = 3,480mAh
3,240mAhをスマホの電池容量で割った値が、充電できる回数の目安となります。
【自動で感知して正しい電圧に変換してくれる便利なモバイルバッテリー】
まず、iPhoneなどの端末に搭載されいるバッテリー容量を調べてみた
- iPhone 5のバッテリー容量
1,434mAh - iPhone 5sのバッテリー容量
1,560mAh - iPhone 6のバッテリー容量
1,810mAh - iPhone 6 Plusのバッテリー容量
2,915mAh - iPad mini Retina(iPad mini2)のバッテリー容量
6,471mAh
【小さいのに大容量でパワフルバッテリー】
iPhone5の場合(バッテリー容量は1,434mAh)
- Panasonicの5,800mAh(5,800×0.6=3,480mAh)のバッテリーだと約2.5回充電が可能
- ANKERの7,800mAh(7,800×0.6=4,680mAh)のバッテリーだと約3.3回充電が可能
- cheeroの13,400mAh(13,400×0.6=8,040mAh)のバッテリーだと約5.6回充電が可能
iPhone6Plusの場合(バッテリー容量は2,915mAh)
- Panasonicの5,800mAh(5,800×0.6=3,480mAh)のバッテリーだと約1.2回充電が可能
- ANKERの7,800mAh(7,800×0.6=4,680mAh)のバッテリーだと約1.6回充電が可能
- cheeroの13,400mAh(13,400×0.6=8,040mAh)のバッテリーだと約2.8回充電が可能
iPad mini Retina(iPad mini2)の場合(バッテリー容量は6,471mAh)
- Panasonicの5,800mAh(5,800×0.6=3,480mAh)のバッテリーだと約0.5回充電が可能
- ANKERの7,800mAh(7,800×0.6=4,680mAh)のバッテリーだと約0.7回充電が可能
- cheeroの13,400mAh(13,400×0.6=8,040mAh)のバッテリーだと約1.2回充電が可能
となります。
最近のスマホは大型化してきているので、搭載されているバッテリーも大きくなってきています。10,000mAh以上のモバイルバッテリーは必要なのかもしれませんね。
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